競馬って何?

土曜日か日曜日、例えば東京ドームに行ってみると、ある一団を多く見かけるでしょう。その一団は殆ど全てが男性で、しかもどちらかと言うと中年の男性が多くを占めているように見えます。またその多くの男性は東京ドーム最寄の水道橋の駅から東京ドームの方向にたくさん歩いているのを見かけるでしょう。事情を知らない皆さんはそれを見て異様に思うかもしれません。例えばその日が東京ドームでの野球開催日ではなかったり、野球の試合開始までまだ時間があったとしたら、この一団は何をする人たちか余計にわからないでしょう。ましてや東京ドームそばの後楽園遊園地へ行く人たちであるはずがありません。ではこの男性の一団は一体何をする人たちなのでしょうか。実は答えは簡単です。東京ドームそばの場外馬券売り場に足を運ぶ人たち、つまり競馬をする(見る)人たちだったのです。
いまや競馬は日本社会にすっかり根を下ろしています。単なるギャンブルとしてだけではありません。寧ろ既に競馬は一種の娯楽、レジャーとして定着しています。競馬開催日になると多くの人たちが競馬場や場外馬券売り場に足を運ぶだけにとどまりません。競馬開催日にはテレビやラジオ、ネットでも競馬中継を行っています。全国で何十、何百万もの人たちがそれを見たり聞いたりして競馬のレースや結果に一喜一憂しています。競馬と言えば当然一種のギャンブルですから、レースに絡んで多額の金銭が動くことになります。競馬を見る人たちは勝ち馬を予想して俗に馬券と呼ばれる勝ち馬投票券を購入し、勝ち馬予想を的中させればオッズに即した配当金がもらえますし、逆に勝ち馬予想が外れれば馬券は紙切れとなって、かけ金を失います。こうして馬券を買った人たちが落としていったお金は、一部が勝ち馬を当てた人たちへの賞金となる以外に、地方政府の貴重な財源となったり、様々な公共事業に使われます。言ってみれば競馬で落とされるお金も実質税金のようになって、社会に貢献しているわけです。

競馬には勝ち馬を予想して配当金を得るという楽しみがありますが、多くの人が自分の小遣いを競馬につぎ込んで楽しんでいるほか、中には競馬で馬券を的中させて、半ばそれを生業にしている人もいます。また自分が分析した勝ち馬予想や有力な競馬情報を他人に売って、それで生計を立てている人もいます。それは例えば競馬新聞や競馬のインターネット記事等に投稿する記者たちであったり、またそうした記者たちを抱え、ユーザーに競馬情報を提供する競馬マスコミであったりします。またテレビやラジオでしゃべっている競馬の専門家、解説者もその部類に入ります。それ以外にも競馬場に行くと競馬予想屋といわれる人たちも少なからずいます。この人たちも自分で競馬を分析して、予想を他人に売って生計を立てている人たちです。
また競馬を産業として見た場合、参与しているのは競馬を見たり、馬券を買ったりしている人たちだけではありません。競争馬に乗っている騎手、馬を育てる調教師、そして馬の生育に責任を負う牧場、さらには馬の持ち主である馬主とレースの背後にはいろいろな人たちが動いています。例えばある競争馬がビッグレースで買った場合、数千万から場合によっては数億円もの賞金が手に入りますが、そうした賞金はこうした競走馬の舞台裏を支えている人たちに入っていくのです。また知名度が上がり、スター級となった競走馬や騎手はマスコミによる露出も増え、さらに知名度と収入が上がります。

以上ざっと競馬に関するあらましを紹介しましたが、競馬といっても非常に大きなお金が動き、社会的にも大きな影響を及ぼしていることがお分かりいただいたかと思います。これまで競馬に関心の無かった人たちならば、週末になると東京ドームそば等にある場外馬券売り場の黒山の人だかりを見たり、テレビやラジオの競馬放送の実況を聞いて、何気なく競馬の存在を感じていたでしょうが、競馬がここまで日本の社会にとって大きな存在であることが理解できたでしょうか。これからはもし関心があれば、少しでも競馬の持つ社会的な影響力、そして競馬の持つ雰囲気、魅力などを感じていただければ、と思います。

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